Inventorとは

Autodesk Inventorは、機械設計用の機能が充実した3次元CADです。

Inventorの前にまずはAutoCAD

Inventorの説明をする前に、まずはAutoCAD（オートキャド）について知っていただく必要があります。

AutoCADは、Inventorと同じCADメーカー「Autodesk社」が販売している世界シェアNo.1のCADです。
現在は、3次元機能も搭載されております。
廉価版のAutoCAD LTは、3次元機能は搭載されておらず、2次元のみの機能となります。

ものづくりの仕事の中で、取引先や協力企業との図面データの受け渡しは欠かすことができません。
今では、AutoCADのデータ形式であるDWGファイルが世界中で流通しています。
最近では、DWGファイルでの保存や読み込みを行うことができるAutoCAD以外のCADも増えてきました。

AutoCADのメーカーが作っている3DCAD＝Inventor

上記のように、AutoCADは、主に2DCADとして、世界中で利用されています。

対してInventorは、機械設計用の3DCADソフトウェアです。
Inventorでは、次の事が行えます。
・3Dで部品を作成
・複数の部品を組み立て、製品を仕上げる
・作成した3Dモデルから2Dの三面図を作成する（DWGへ書き出すことも可能）
・分解図、組み立てアニメーションの作成
・レンダリングした画像、アニメーションの作成