3DCADでモデルを作成する方法をご紹介します。
例えば鉄パイプのようなものを作成したいとします。
例：長さが200ｍｍ、直径15ｍｍ、厚さ1ｍｍ
３つの作成方法をそれぞれ簡単に説明します。
１．円柱を作成し穴部分を円柱で切り抜く
２．スケッチに円を二つ作図し押し出す
３．長方形を作図し回転する
操作手順
円柱を作成し穴部分を円柱で切り抜く方法
- スケッチ画面に15ｍｍの円を作図します。
- スケッチを終了し、200ｍｍ押し出します。
- 円柱の面をスケッチ平面にします。
円柱の中心点と同じ中心点で13ｍｍの円を作図します。
- スケッチを終了し、200ｍｍで押し出して完成です。
スケッチに円を二つ作図し押し出す方法
- 最初のスケッチ画面で、13ｍｍと15ｍｍの円を両方作図します。
- スケッチを終了し、200ｍｍで押し出して完成です。
二つの円の間をプロファイルとして選択します。
長方形を作図し回転する作成方法
- スケッチ画面で長方形を作図します。
回転用中心軸をジオメトリ投影し、中心線へと変更します。
長さ、厚さ、直径のそれぞれの寸法を入れていきます。
- スケッチを終了し、回転します。
プロファイルは長方形、軸は回転用中心軸を選択します。
変更が生じた際、編集のしやすさは３の「長方形を作図し回転する作成方法」です。
今回は簡単なモデルだったので1と２の方法でも作り直すのは簡単です。
しかし複雑なモデルになると３のような描き方のほうが最適です。
モデルを作成する際は形をイメージしてどう作成するかまず考えます。
そして先を意識したスケッチをしていくと変更した際、面倒になることは少なくなります。
シャフト関連の作成順序はまた別になります。
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