3DCADでデータを変換する際の優先順位(IGES・STEP・Parasolid等)
3DCADを使用していて、取引先とデータのやり取りをする場合、問題になるのがデータの形式です。
2DCADでは、DXF(中間形式)やDWG(AutoCAD形式)での受け渡しが主流ですね。
3DCADの場合は、IGES(アイジェス)、STEP(ステップ)などが多いのではないでしょうか?
IGESは、古くからある形式ですが、私の経験上、変換精度は良くありません。
面が飛び出たり、抜けたりします。
3Dデータを取引先に渡さなければならない!
取引先は違うCADを使用している!
そんな場合にどの形式で渡したらいいかわからない!
そんな場合の優先順位は?
- Parasolid(パラソリッド)
- STEP(ステップ)
- SAT(サット)/ACIS(エイシス)
- IGES(アイジェス)
※サイバーエース渡邉の個人的な見解です。
ParasolidやSTEPはかなりの確率でソリッドとして渡す事ができます。
IGESはソリッドになる場合もありますが、大半はサーフェスとして変換されてしまいます。
InventorやSOLIDWORKSのようなミッドレンジ3DCADの場合は、ソリッドとして取り込まれた方がデータが扱いやすいので、取引先がInventorやSOLIDWORKSを使用している場合は、上記の優先順位でデータを渡してあげてください。
購入品をダウンロードするような場合も、この順番がいいのではないでしょうか?
また、最近のInventorでは、AnyCAD(エニーキャド)という機能が搭載され、様々なCADのデータをそのまま読み込むことができます。
上記にあるように、CATIA、Pro/E(Creo)、Solid Edge、SOLIDWORKSなどのデータを、変換せずにそのまま読み込めます。
アセンブリの「コンポーネント配置」から、変換せずに直接読み込み、拘束をすることもできます。
一度お試しください。
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